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愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ


 講座受講者に「あなたがプロジェクトから学んだこと」といったテーマで小論文を書いてもらうと、多くの方が、「・・・ようにやって失敗したので、次回に気をつけたい。」といったことを書いてこられます。 ですが、もう少し考察してみましょう。

 

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

Fools say they learn from experience; I prefer to learn from the experience of others. 

 

この言葉は、初代ドイツ帝国宰相オットー・フォン・ビスマルクの言葉です。言葉の解釈には幾つかあるようですが、プロジェクトマネジメントの面からみると、以下の解釈がしっくりくると思います。

『自分が経験できることなど本当にごくわずか、自分が経験してきたことだけでモノゴトを判断すると先人達の失敗と同じような失敗をしてしまう可能性が高いのです。ですが、歴史に学ぶとは先人達の成功や失敗から多くを学ぶことで自分の判断に迷いがなくなったりするわけです。』

 

プロジェクトマネジメントをKKD(経験、勘、度胸)で進める場合、この言葉の前半部が当てはまり、プロジェクトマネジメントをある種のフレームワーク(例えばPMBOK)を参考にして、プロジェクトを進めた場合、この言葉の後半部が当てはまるのではないでしょうか。

 

PMBOKでは組織に蓄積されたプロジェクトの経験や教訓は、”組織のプロセス資産”となり、これが歴史です。ほとんどのPMBOKプロセスのインプットに”組織のプロセス資産”がでて来るほど、PMBOKでは重要視しています。 

 

諸君よ! ぜひ歴史は活用し、経験は記録して組織に残してください。

                                       以上

PM受験のためのプロジェクトマネジメント講座
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